こんにちは。トルテです。
リノベーションしたい、つまり今のおウチを付加価値の高い住宅へと進化させたい方は多いと思います。
リノベーションを進めるにあたって、いくら費用がかかるのか?いまの収入で無理なくローン返済できるのか?金銭面に不安を覚えるは普通のリアクションです。
今回は、リノベーションに向けた資金計画を行うために重要な7つのポイントについてご紹介します。
- リノベーションしてみたいが、私の収入でだいじょうぶ?
- リノベーションしてみたいが費用が高そう…実際いくらぐらいかかるの?
- リノベ会社はどう決めればいい?リノベ会社選びに迷っているひと。
- リノベーションに興味はあるが、周りに相談できる人がいない。
- リノベーションで後悔も失敗もしたくない人
- リノベーションにを成功させたい人
事前準備その1:リノベーションのスケジュール概要
住宅を購入する、リノベーションする一連の流れをざっくり書くと、次のようになります。
下図では中古マンションを購入する前提で書いています。
いま住んでいる戸建て住宅をリノベーションしたい方は、物件探し部分を飛ばしてください。
資金計画に関しては、事前準備と物件探しのところで2回記載しています。
自分一人でできる部分と
ファイナンシャルプランナーさんに相談して部分の2段階で実施することをオススメします。
ファイナンシャルプランナー(FP)さんとの相談は将来を見越した資金計画をするために、個人的にオススメしています。無料相談もできますし、リノベ会社によっては自社にFPさんがいらっしゃるところもあります。
事前準備その2; 住みたい家のイメージを膨らませる3つの質問
あなたが住みたい家はどんな家ですか?イメージづくりをしましょう。
イメージづくりをするためのヒントになる質問を以下に挙げてみますね。
- 一番こだわりたい部分はどこですか?
- 例)お料理がしやすいキッチン!道具の収納が多くて、利便性を重視したい!
- 例)お友達をいつでも呼べるようなオシャレで広いリビング!
- 例)ネコを飼っているので、ネコが歩き回れるようなキャットウォークを部屋中に作りたい!
- どんなテイストの家が好きですか?
- 例)無垢材の香りや緑が映えるナチュラルテイスト
- 例)北欧家具がセンス良く使われた北欧スタイル
- 例)ラグジュアリー感漂うモダンスタイル
- 例)アイアンフレームを適度に活かしたインダストリアルテイスト
- 住みたい地域はどこですか?
- 例)公共交通機関までのアクセスがいいところ。できれば駅から徒歩10分圏内
- 例)勤務先まで自転車で通勤できるアクセスのいいところ
- 例)日当たりがよく、騒音が気にならないところ
- 例)待機児童数が少なく、子育て支援が手厚い市町村
- 例)地盤が安定していて、災害が起きづらい地域
まずはリノベーション事例を見てイメージを膨らませてみてください。
リノベーション事例は、リノベーション会社HPやリノベ雑誌、
Pinterest、RoomClip、Instagram, Twitterなどでもたくさん紹介されています。
好みのテイスト、導入したい設備や収納、どんどんお気に入りにいれていってください。
参考までに、わたしがリノベーション事例を集めたときのリンクを下に置いておきます。
Pinterest、RoomClip、Instagram, Twitterで調べるときは、わたしのアカウントをフォローしてくれるとむちゃくちゃ嬉しいです!フォローは右側の「フォローする」からお願いします!
リノベーション事例まとめサイト:SUVACO リノベーション会社ともマッチングしてくれます。
リノベーション会社:ひかリノベ ナチュラルシンプルな家が多いのかな?猫リノベページが好きです。
グローバルベイス リノベーション事例ならこちら ユナイテッドアローズともコラボ中
LogRenove 自社で準備している天然無垢材が素敵。イベントやセミナーも開催中
資金計画を立てるための重要な8つのポイント
それでは資金計画を立てていきましょう!
以下の1~4を自分たちだけでも十分情報を整理できます。
というか、自分たちでしかできないこととも言えます。現状確認は動き始めるための基本ですね!
1. 現時点での貯金額や収入額を整理する
会社員の方でしたら必ず源泉徴収票を準備しておきましょう。今後何度も使用する機会があります。
銀行口座に入っている金額も整理しておきましょう。
2. 月々の支出を整理しましょう
毎月支払っている光熱費、NetflixやU-NEXTのようなサブスクリプション費、保険代、家賃、食費、インターネット代、携帯電話代金、車のローンなどなど
毎月の生活費を把握しましょう。面倒だと思いますが、自分の生活を見直すためにも、精度よく資金計画を立てるためにも非常に重要です。
家計簿アプリを活用するのもいいですよ!
私はマネーフォワードを使用していますので、銀行口座はもちろんクレジットカードの使用状況も一括わかります。自分の財布から出した分は自分で入力する必要がありますが、最近は電子マネーやクレジットカードの利用が多いので、だいたいオートで分類もしてくれます。
収入と支出の現状把握にはかなり活躍しますので、マネーフォワードを強く推します♪
3. 突発的な支出を書きだしましょう
車を持っている方は、自動車税や保険もありますが、数年おきに買い替えますよね。
例えば、5年ごとに買い替えるという場合はその時の費用もおおざっぱに考えておきましょう。
突発的な出費で大物であれば、テレビ・冷蔵庫・掃除機・エアコンなんかの大型家電もざっくりでいいので
1年で20万円など考えておくほうがいいです。
4. 今後の家族計画を考えましょう
結婚・お子様の出産・育児・進学などスケジュールも立てておきましょう。
いま未婚の方やお子様がいない方であっても、今後どうしていきたいかを考え、必要であれば計画に組み込みます。
特にお子様の進学先によって費用は大きく変化します。住宅ローンよりも学資ローンのほうが金利が高いので、教育費を優先して予算を組む方が賢いといっても過言ではありません。
学資ローンが住宅ローンよりも金利が高い!ということは意外と重要で、住宅ローンを繰り上げ返済してがんばったばっかりに、お子様の大学進学時の突発的な費用を捻出できず、金利の高い学資ローンを組むことになったという残念な事例もあります。
5. 親からの資金援助
住宅購入にあたり、親御さんからの資金援助を受ける事例も多く聞きます。
親御さんからの資金援助を当てにしてはいけないという意見もありますので、ここはケースバイケース。
親御さんが比較的裕福な場合、相続税対策の一環として住宅購入資金の援助をしたいと考えているケースもあります。
購入する物件価格にもよりますが、住宅購入に使用するという条件であれば一定額まで税金がかからないという特例を利用するわけですね。
親御さんとお金のことでお話するのは非常にセンシティブで、話題にすること自体心苦しいと思う人もいると思います。
各家庭で事情が異なるので、一概には言えませんが、家の購入について一度お話する機会を持ってみるのもいいのではないでしょうか。
わたしは親父に「これから中古マンション買ってリノベーションしようと思ってる。資金は自分たちでやりくりできそうな目途は立ってるから、資金援助して欲しいってわけじゃないねんけど、もしも相続税対策で住宅購入補助考えているんだったら事前に教えてほしいな」っと結構直球で相談しました笑。
上手い言い回しが思い浮かばなかったので…
どんなふうに両親に相談すべきかいい案があれば教えてください!!
6.ライフプランシミュレーションを行う
1~5の情報をもとに、将来どのように預貯金が変化していくか?!をシミュレーションします。
ライフプランシミュレーションはネット上でも無料で実施できるツールが公開されています。
例えば、一般社団法人全国銀行協会さまのHPですと、質問事項に答えるだけでこのような結果が出てきます。(回答内容は適当です笑)
子供の大学入学、定年退職など人生におけるイベントを入力し、
預貯金がどう変化するかをグラフで見ることができますね。
残念ながら、無料のライフプランシミュレーターではざっくりした結果でしありませんでしたね。
プロのファイナンシャルプランナー(FP)さんにお願いすれば、より詳細にシミュレーションしてくれるだけでなく、生活改善のアドバイスも受けられます。
ファイナンシャルプランナー(FP)さんへの相談は費用がかかるケースもありますが、無料で対応してくれるところもありますし、リノベーション会社に在籍している場合もあります。
リノベーション会社選びのポイントに入れてみてもいいですね。
7. ライフプランシミュレーションの結果から逆算する。
ライフプランシミュレーションを行うときに、住宅ローンの支払い額や繰り上げ返済、住宅ローン控除額もまとめて入力することが可能です。
住宅ローン関連の費用を入力するために方法を説明します。
一番簡単な方法は、
いま賃貸に住んでいる方は、毎月の家賃(管理費込み)=ローン支払い額とし、
いくらぐらいのローンを組めるか試算する方法です。
管理費・修繕積立金を仮に3万円として、変動金利の場合とフラット35の事例で試算したものを下の表に乗せています。
読み方例)変動金利の場合:現在の家賃=住宅ローンの支払い額+管理費・修繕積立金3万円となるので、
2,750万円の物件を購入できるということになります。
管理費・修繕積立金の分も入っているので、銀行が出してくる数字よりもかなり低く見えますが、
現実の生活では管理費・修繕積立金は無視できませんからね。込々で考えるほうが賢いです。
2021年2月現在の最安変動金利を採用した場合
試算条件:住宅ローン金利:0.38%、35年返済、元利均等、ボーナス返済なし、頭金なし
現在の家賃 | 物件購入価格 |
7万円 | 1,560万円 |
8万円 | 1,980万円 |
9万円 | 2,370万円 |
10万円 | 2,750万円 |
11万円 | 3,140万円 |
12万円 | 3,520万円 |
13万円 | 3,940万円 |
14万円 | 4,320万円 |
15万円 | 4,700万円 |
2021年2月現在のフラット35の最安金利を採用した場合
試算条件:住宅ローン金利:1.32%、35年返済、元利均等、ボーナス返済なし、頭金なし
現在の家賃 | 物件購入価格 |
7万円 | 1,340万円 |
8万円 | 1,690万円 |
9万円 | 2,010万円 |
10万円 | 2,360万円 |
11万円 | 2,680万円 |
12万円 | 3,040万円 |
13万円 | 3,360万円 |
14万円 | 3,710万円 |
15万円 | 4,030万円 |
上表から算出した物件価格をFPに伝え、シミュレーションしてもらいましょう。
シミュレーションの結果、赤字にならず、無理のない老後を過ごせるかどうか確認しましょう。
問題があるようであれば、物件・リノベにかけていい金額を下げてみる、生活費を抑えるなど様々な資金のやりくりが予想されます。
これについてはファイナンシャルプランナー(FP)さんが色々とアドバイスしてくれます。
ぜひライフプランシミュレーションをして、適切な資金計画を立ててみてください。
我が家のフルリノベ日記はこちらからどうぞ
2021年リノベ記録記事の一覧はこちらから
オススメのリノベーション会社
ゼロリノベとは、「大人を自由にする住まい」を掲げたワンストップリノベーション会社です。
ゼロリノベ(株式会社groove agent)は2011年に設立したばかりで、従業員数も63名と小規模なリノベ会社です。
しかも、びっくりなことに営業職の方がいません。
ショールームもありません(無料セミナーや打合せは、Webまたは自社でリノベした事務所や設計室で行われますので、これらがショールーム的な役割を果たしています。)
スタッフの採用は順番待ちの状態で、採用のための紹介料や経費が掛かっていない。
オールワンストップリノベーション会社なので、物件探し・設計・工事がすべて自社内で完結できます。
つまり、余計な経費がかかっていないので、同じリノベーション工事をしたとしても、
ゼロリノベのほうが費用を抑えることができるという、非常に強力な強みのある会社です。
しかも、ゼロリノベのお客さんのほとんど友人に紹介された方!というのがさらに驚きです。
お客がお客を呼ぶ!という理想的なルーティーンが成立しているというのが素晴らしい。
また、創業年数が少ないにも関わらず、Renovation of the year 2018 最優秀賞(1000万円以上部門)をはじめとしたさまざまな受賞歴があるので、デザイン・設計力も優秀です。
受賞歴
*Renovation of the year 2020 コンパクトプランニング賞
*Renovation of the year 2020 ユーザビリティリノベーション賞
*Houzz アワード Best of Houzz 2019 受賞
*SUVACO いい家・オブ・ザ・イヤー2019受賞
* Renovation of the year 2018 最優秀賞(1000万円以上部門) 受賞
* Renovation of the year 2016 逆転リノベーション賞
私がゼロリノベを選んだ理由は、
受賞歴があったから、値段が安いからっというわけではありません。
ゼロリノベの考え方に賛同できたから、
セミナーで解説をしてくださった佐藤さんの人柄が良く、スタッフの方々ともフィーリングが合い、一緒に家づくりしていけそうだな!っと思ったからです。
実際、当時の判断は間違ってなかったと断言できますし、もう一度リノベする場合もゼロリノベさんにお願いしたいと思います。
もちろん、友人からリノベの相談を受けた場合はゼロリノベを推します♪
ひかリノベ
ひかリノベはリノベ用物件を探すところから対応してくれて、アフターフォローまで充実しているワンストップリノベーション会社です。定額制プランもあるので予算オーバーは絶対したくない方に向いていると思います。
資料請求・ショールーム訪問は無料です!上のバナーをクリックして、ぜひ相談してみましょう!
リノベる。
リノベーションとは?リフォームと何が違うの?そんな疑問解決します。
リノベーションセミナー予約受付中!リノべる。
CMも多く流れているので知っている方も多いハズのリノべる。
リノベる。のすごろくやその他無料資料は非常にわかりやすく、リノベーションについての理解を深める第一歩としては非常に整理されており、読み物としても優秀でした。
特に、インテリアテイストファインダーなる大きなペライチは、自分の作りたい部屋のイメージを伝えるには非常にいい手段!
このインテリアテイストファインダーを見て、好みのリノベ事例を選ぶだけでイメージの共有化が行いやすいのが素晴らしい。リノべる。側も顧客の理解しやすくなるので、お互いメリットばかりですね。
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