- リノベの工期の目安(工事だけ/全体でどれくらい)
- 着工から引き渡しまでの工事の中身と順番
- 我が家(84㎡フルスケルトン)の実録タイムライン
- 工期が延びる原因と、短くするコツ
こんにちは。中古マンションを買って84㎡をフルスケルトンリノベし、5年暮らしているトルテです。
リノベを考え始めると、費用と並んで気になるのが「工事ってどれくらいかかるの?」という時間の話。仮住まいの家賃や引っ越しのタイミングにも直結するので、早めに全体像をつかんでおきたいところです。
トルテ先に結論です。フルスケルトンリノベの「工事」だけなら約2〜3か月。ただし、物件探しから入居までの「全体」で見ると半年〜1年が目安です。工事の長さより、その前の準備のほうが長いんです。
リノベの工期:まず全体像から
「工期」というと工事期間だけをイメージしがちですが、リノベは物件探し→ローン・契約→設計→工事→引き渡しという一連の流れ。それぞれに時間がかかります。


| フェーズ | 期間の目安 | 主な内容 |
|---|---|---|
| ① 物件探し | 1〜3か月 | リノベ前提で内覧・購入申込 |
| ② ローン・契約 | 2〜4週間 | 住宅ローン審査・売買契約 |
| ③ 設計・打合せ | 1〜2か月 | 間取り・仕様決め・見積り確定 |
| ④ 工事 | 2〜3か月 | 解体〜仕上げ(フルスケルトン) |
| ⑤ 引き渡し・引越 | 2〜4週間 | 竣工検査・引き渡し・入居 |
こうして並べると、「工事」はプロセス全体の一部にすぎないことが分かります。「リノベは工期が長い」と言われるのは、この前工程(物件探し・設計)が長いからなんですね。
- 部分リフォーム(内装・水回り1か所など):数日〜数週間
- フルスケルトンリノベ(全解体して間取りから作り直す):約2〜3か月
我が家は全解体のフルスケルトンだったので、工事は約3か月かかりました。


工事の中身:着工から引き渡しまでの順番
ここからは、いちばん気になる「工事の2〜3か月で何が起きているのか」を、順番に見ていきます。


- 養生・解体(〜1週目) … マンションの共用部を養生し、内装をすべて剥がしてスケルトン(コンクリート躯体だけ)にします。ここでいちばんテンションが上がります(笑)。
- 配管・電気配線(2〜3週目) … 水回りの位置やコンセントの場所を、この段階で確定させます。後から変更が効かない工程なので超重要。
- 床・壁の下地(3〜5週目) … 間取りの壁が立ち上がり、「部屋」の形が見えてきます。図面が立体になる瞬間。
- 造作・木工事(5〜7週目) … 造作家具、室内窓、カウンターなど、その家ならではの部分を作り込みます。
- 塗装・壁紙・タイル(7〜10週目) … 仕上げに入ると、一気に「完成の家」の顔になります。
- 設備設置・検査(10〜12週目) … キッチンや洗面などの設備を設置し、最後に施主検査(自分の目でのチェック)を経て引き渡しです。



我が家は、着工式から施主検査前の自主検査まで約3か月でした。工事の様子は1日単位で記録しているので、リアルな進み方を見たい方はぜひ工事日記をどうぞ。解体の日から完成まで、追体験できると思います。


工期が延びる3つの原因
「予定より工事が延びた」という話はよく聞きます。原因の多くは、実は工事そのものではありません。
- ① 仕様・プランの決定が遅い … いちばん多い原因。壁紙・床材・設備などの決定が遅れると、発注が遅れ、全体がずるずるとずれます。「決められない」がそのまま工期に響くのがリノベです。
- ② 解体後に想定外が出る … 中古はフタを開けてみないと分からない部分があります。配管の劣化やコンクリートの状態次第で、追加工事が発生することも。
- ③ マンション特有の制約 … 管理規約で作業できる時間帯・曜日、資材搬入のルール、エレベーター養生などが決まっており、戸建てより制約が多め。繁忙期は職人さんの確保も影響します。
工期を延ばさない最大のコツは、打ち合わせで決めるべきことを早めに決めきること。ショールーム見学やサンプル取り寄せは、設計期間中に前倒しで動いておくとスムーズです。


工事中はどこに住む?(仮住まいの段取り)
中古マンションのフルリノベは、住みながらの工事はできません(全解体するため)。つまり、工事期間中の仮住まいが必要です。
ここで効いてくるのが、さきほどの「全体スケジュール」。工事が2〜3か月でも、その前後の設計・引っ越しを含めると、仮住まいの期間はもう少し長くなります。家賃の二重払いになる期間なので、段取り次第で数十万円単位で差が出ます。仮住まいの費用と進め方は別記事で詳しくまとめています。


よくある質問
- 中古マンションのフルリノベの工期はどれくらいですか?
-
工事だけなら約2〜3か月が目安です。全解体するフルスケルトンリノベの場合で、我が家(84㎡)は着工から施主検査まで約3か月でした。部分リフォームなら数日〜数週間です。
- 物件探しから入居まではどれくらいかかりますか?
-
全体でおおむね半年〜1年が目安です。物件探し(1〜3か月)、設計・打合せ(1〜2か月)、工事(2〜3か月)などを合計した期間になります。
- 工期が延びるのはどんなときですか?
-
最も多いのは仕様・プランの決定が遅れるケースです。ほかに、解体後に想定外の劣化が見つかった場合や、マンションの管理規約による作業制限も影響します。
- 工事中は今の家に住めますか?
-
フルスケルトンリノベは全解体するため、住みながらの工事はできません。工事期間中の仮住まいが必要です。
- 工期を短くするコツはありますか?
-
打ち合わせで決めるべきことを早めに決めきることです。設計期間中にショールーム見学やサンプル確認を前倒しで進めておくと、発注の遅れを防げます。
まとめ:工期は「工事の長さ」より「決断の速さ」


- フルスケルトンの工事は約2〜3か月。部分リフォームなら数日〜数週間
- 物件探し〜入居の全体は半年〜1年。工事だけでなく前工程が長い
- 工期が延びる主因は「決めるのが遅い」。仕様決定の遅れが全体をずらす
- マンションは管理規約の工事制限に注意。作業時間や搬入ルールで前後する
- 工事中の仮住まいは先に段取り。家賃の二重払い期間を短くするのがコツ
リノベの工期は、工事そのものの長さより、その前の「決断」と「段取り」で決まります。全体像を早めにつかんで、決めるべきことを前倒しで進めれば、余計な延長も、仮住まいのムダな出費も抑えられます。
まずは全体スケジュールを頭に入れて、無理のない引っ越し計画を立てましょう。


リノベ・住まい探し、何から始める?
まだ迷っているなら、中立の窓口でプロに無料相談。予算・進め方・会社紹介まで。
住まいの窓口に無料相談 ▶会社を絞れてきたら、気になるワンストップ会社に無料で資料請求・比較。
あわせて読みたい(内部リンク)












